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補助輪


長男カノは1年生になっても、まだ補助輪が付いたまま。
チョット運動が苦手だったり、親が付いて練習する時間がなかったりと出来ない理由は数えだしたらきりがない。

近所のお友達と自転車で遊びに行くと泣きながら帰ってきて「補助輪の音がうるさいと友達から言われた」と。
親としてはそんなこと言わなくてもいいじゃないと思うし、他の子だって出来ないことはあるはず。

ただ、ここは悔しさをバネにするチャンスだとGWの朝夕に猛特訓。
乗れたときの嬉しさは悔しかった分だけひとしお。

ここで、落語家・立川談志の言葉を借りると
「よく覚えとけ。現実は正解なんだ。
 時代が悪いの、世の中がおかしいと云ったところで仕方ない。現実は事実だ」

「己が努力、行動を起こさずに対象となる人間の弱みを口であげつらって、自分のレベルまで下げる行為、これを嫉妬と云うんです。」

カノの補助輪の音は事実、うるさかったのだろう。言い訳をしてしまえば終わっていたこと。
努力して自転車に乗れるようになろうとしているカノと親バカと思いながらもハイタッチした。


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