ハナウタカジツ

ハナウタカジツってこんな人
vol. 2

私たち家族について様々な人に紹介してもらうコーナーです。さて、今回はどんな人に紹介していただけるのでしょうか?

片山家族さんって

和洋さんは自分で自分を育てた人、玲さんは地に足がついた人!
熊本の紹介者

メトロポール・マフィン

森永節子さん

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【和洋さん】 初めて出会ったのは、店をオープンして割とすぐになるかな。ある日、一人でふらりと店に入ってこられたんです。第一印象は素朴で朴訥な青年というイメージ。実際、裏表が全くなく、誰に対してもどこにでも素のまんまで飛び込んでいける人。今も根っこは全然変わっていないけど、持ち前の好奇心でいろんなプロジェクトに参加するようになり、出会いと経験を積み重ねてかなり中身の濃い男性になられたなあという感じがします。ひとことでいうと“自分で自分を育てた人”ですね。

【玲さん】 お付き合いされている時に一緒に来られて「彼女です」って紹介してくれて。それからふたりで仲良く来てくれました。玲さんはとてもしっかりもので、浮ついたところを感じさせない女性。三味線や民謡など好きなことを真摯に頑張っていて、地に足がついている方ですよね。片山さんにとっては良きアドバイス役なんじゃないでしょうか。素敵なパートナーができたことは、彼の自信にもつながっているんじゃないかなと思いますよ。

今回の紹介者「森永節子」さんってどんな人?

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学生街に漂う
甘い香り

大学や高校が立ち並ぶ黒髪エリアの住宅地。可愛らしい青い看板を抜け、古いアパートの扉を開けると、ふんわりとバターの香りが漂います。その奥から「はあーい、いらっしゃーい!」という元気な声と共に、ひょっこりと森永節子さんの笑顔が飛び込んできました。メトロポール・マフィン。節子さんがひとりで営む、知る人ぞ知る人気のマフィン屋さんです。キャラメルに抹茶、パンプキンetc…。外はさくっ、中はしっとり。選び抜かれた四季折々の材料をふんだんに使ったおやつ系マフィンは甘さも程よく、一度食べるとヤミツキになる美味しさと評判です。その他、甘くないお食事マフィン、ケーク・サレなどもオーダーでき、県内はもちろん県外からもお取り寄せの注文が入ってきます。

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メディア人から
マフィン屋へ転向

「森永節子」というと、ラジオから流れる軽快な声を思い出す人が多いかもしれません。節子さんは、若い頃からラジオパーソナリティー、テレビタレント、情報誌の編集長を務めるなど、熊本カルチャーの最先端を作り出してきた人物です。そんな節子さんがマフィン屋をオープンしたのは2006年、51歳の時でした。たまたま節子さんの自宅そばの蔦の絡まる古い物件が空いており、「ここを借りて何かやったら?」と友人に勧められたのがきっかけだったといいます。「とても好きな建物だったし、ちょうど親の介護が必要になり始めていて何かあったら走って帰れる距離だったから」。20代の頃から友人らの注文を受けてクリスマスケーキを焼いていたほどお菓子作りが好きということもあり、「焼いて並べるだけでいい」という理由でマフィン屋を始めることに決めました。

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目指すは日本最高齢の
マフィン屋さん

オープンすると、節子さんの持ち前の明るいキャラクターとマフィンの味わいが人気を呼び、多くのファンが店を訪れるようになりました。「この味で作ってほしい」と頼まれると早速チャレンジ。現在も、客の要望に応じて様々なマフィンを作ります。ハナウタカジツの桃を使ったマフィンも試作したことがあるそうですが、「これは商品化しなかったの。だってとびきり美味しい桃は加工せずそのまま食べたいじゃない?」と笑います。2016年、熊本地震の影響と店舗の老朽化に伴い、実家のアパート1階に店を移転しました。「これを機にもう辞めてもいいかなと頭をよぎったんだけど、毎日お客さんが来てくださるからね。マイペースで頑張っていこうと思っています。目指せ、日本最高齢のマフィン屋!って感じでね」。(聞き手/ライター上原直美)

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今回お話をうかがったのは

メトロポール・マフィン

森永節子さん

メトロポール・マフィン
住所 〒860-0862 熊本県熊本市中央区黒髪2丁目26番34号
ご注文 metropolemuffin@yahoo.co.jp
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