アレルギーの子どもたちも一緒に食べられるお菓子を作りたい
合志市の飛田バイパス沿いに佇む白い外観の小さなお店。クッキー職人・林那美さんが営むbake shop hayashi(ベークショップハヤシ)です。林さんがこの場所から生み出すクッキーのコンセプトは、“安心して子どもに食べさせられるもの”。使う材料は熊本県産の小麦粉をはじめ、薩南製糖の島砂糖や天草の塩、信頼のおける生産者さんが育てる野菜など、可能な限り農薬・化学肥料不使用の国産食材にこだわります。「アレルギーの子が友達にいて。乳製品や卵を使わないお菓子があったら皆で食べられて楽しいなと思ったのがきっかけです」。以前はマフィンやスコーンなども作っていたそうですが、途中からクッキーのみに絞りました。そのわけは?と聞くと「私、人にプレゼントするのが好きなんです。クッキーなら日持ちするから人にプレゼントしやすいでしょ?」と、屈託なく笑います。