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自分への取材が人生を変える

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はあちゅうさんの「自分への取材が人生を変える」を読みました。
自分のこととして考えると
農家に生まれたものの、嫌な部分しか見えなくて 教師やケーキ屋さん、新聞記者にもデザイナーにもなりたかった。
とは言え、元来の飽きっぽさから その夢は何ひとつ叶わず 22歳で就農。
果樹は1年に1度しか実を付けず、何年も育て続けて大木となっていく。
声も発しない樹と向き合っていくのに、飽きっぽい性格は致命的。
ただ、なぜ今も尚 農業をやり続けていられるか。
インターネットが好きで、ほぼ毎日ブログを書いている。ブログと言っても3行くらいの短い文章。
見返してみると自分が何を楽しく感じているかがわかって、そういうことをやろうと無意識に選択しはじめている。
自営業は自分に決定権がある。
果物をどう用いようと自由だ。
農業研修として高校生を受け入れれば、教師になった気がする。ケーキ屋さんに果物を使ってもらえばケーキ屋さんになった気がする。一瞬だけでも経験することは飽きっぽい自分にはちょうどいい。
農業を通して、小さな頃の夢をひとつずつ叶えつづけている。
叶えつづけるなかで、人とのつながりがコミュニティになりはじめてきた。
ブログを毎日書いているけれど、ネタに困るときもある。
そんなときは、うちの果物を使ってくれて何かしてくれているコミュニティからネタを拝借する。
自分ひとりでは考えつかないようなことを考えてくれるコミュニティは欠けがえのない存在に。
今では、こういうことをやりたい!!というよりも 果物を通して 何をやってくれるのか?楽しみでしょうがない。


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